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早くも堕ちた、若禿げの鬱日記

22歳にして人生堕ちました。 ここはそんな禿げの、毎日の鬱っぷりを晒して行く場所です。

8/25

ぬアー、もう25になっちゃったか。

28に試験なんで、27には発たないといけないんですよ。
で、もう時間は無いですね。
勉強の方はというと、私の中でこれだけはやっとこうと言う最低限の事はやったつもりです。
過去問も目を通しただけだし、英語は捨ててます。
でも私の勉強は効率が悪いんだよな。
だから大学入試でも一浪したし。
全然身についてない可能性もある。

勉強時間はたった半月でした。
早めにやらなかった自分が悪いんですけどね、6月とかはずっとハゲで鬱ってました。
7月は自大の院試の勉強プラスハゲ。
それに何かと並行してやるのも下手だし取り掛かりいつも遅いんだよな。
準備と言うものに適さない要素の詰まった人間だな。


うーん、自分のブログだし、リアルの人は知らないから、脱線して自分の考えを書こう。

私は勉強は好きだ。
勉強がしたくて大学にも入った。
一浪して上を目指したのも勉強が好きで、高いレベル、刺激の中で勉強したかったからだ。
実際入って勉強できたのは幸せだったと思う。
3年生終わるくらいから、本格的にハゲで悩み始めて勉強から離れるまでは、楽しく勉強してたし、そのあとでもああ、やっぱり楽しいんだなとは思ってた。
だから幸せだったし、この環境を作ってくれた親には感謝している。

でも、勉強にはいつも「評価」というのが付いて回った。
小学生のころからだ。(今では幼稚園でもあるのか?)
流石にそのころは意識していなかったけど、受験と言うものに会ってからそれが嫌だった。
言ってしまえば今の自分は誰かを蹴落として勉強しているわけだ。
落ちたり受かったりするたびに感じてきた優越感と劣等感。
勝ったら勝ったで、負けた人に申し訳なさを感じてしまう、負けたら普通に劣等感と悔しさ。
どっちも嫌な気分だった。
勝とうが負けようが、私は勝負が嫌いなようだ。
しかしながらたった23年の人生でさえ「競争」の連続だった。
ずっと続くんだろう。
もしこの院試で勝っても次の競争で私はもがくのだろう。
勝ったら更に厳しい振るいにかけられる。
上には上があるのだ。
満足した所で止まる事は許されない。
止まったいら落とされるのだ。
勝っている以上無条件で上への勝負はやってくる。
常に試される。

「淘汰」が存在するのは自然の摂理なのは分かってるけどね。
それでもゆっくり勉強したいなといつも思う。
普段やってないのに試験前になって必死にやると面白さにようやく気づく。
いつしか勉強の楽しさをこんな形でしか感じれなくなった。
こうなったのも、
私は競争に勝つために勉強しているのかなぁ
という考えが根付いてしまったからだろうか。
切磋琢磨は良いけど潰し合うのは嫌だ。
誰かが勝って負ける。
そんなのはもう疲れた。
いや、矛盾を言ってるのは重々承知です。
大学入った時点で、競争する事を前提としているだろうから。

先日、物理学科の友人と話した。
彼の事は優秀だと聞いているし、実際そうだと思う。
本人はヤバイと言ってるが、院試も余裕で通るだろう。
でも、やっぱり試験をよくは思っていなかったらしい。
プレッシャーに押しつぶされそうになってた。
私が食事に呼ばれたとき、随分やつれて、もう限界のようで、誰かと話したかったらしい。
「こんな事に追われて勉強したくはない、もっとゆっくりとやりたい」
そう言っていた。
全くの同感であった。
当時、同じく孤独で発狂しそうになってた私も誰かと話せてよかったし、意見が全て合致していた。

昨日はほかの友人の発表があった。
3人とも受かっていた。
やっぱり皆で過去問とか相談出来て良いなと思った。
学部でやった事を、学部で一緒にやった人と復習できる。
出題者も授業を受けた先生達。
定期試験からも傾向つかめる。
院試の問題でどの先生が出したかも分かるくらいらしい。
まぁ落ちた俺が言うと良い訳にしかならないけどね。

とにかく物理の彼はそういう環境ではなく、寧ろ私に近い孤独だったようだ。
だから少し心配ではあるけど、学部でやった事が出るんだろうし、しっかりしすぎて不安になってたくらいだから大丈夫だろう。
彼にこそ受かって欲しいなと、切にそう思う。
ほんとに物理が好きなんだだと思うし。


さて、長々と書いたところで何も変わらないけど。
たぶん今度の院試で学生生活に終わりを告げることになると思う。
もともと自分の環境が嫌になって、研究科の違う研究室に行ったし、自分のやってた分野は他大学で出願した。
ほんとに研究に向いているのか、ほんとに研究がやりたいのか考えた事もない。
4年になっても何もしてないし。
それくらいなら、これ以上親のすねをかじるよりはどこか小さい所でもで技術者で雇ってくれるんなら、そこでお金を稼ぎながらやったほうが良いのではないか。
この歳にもなって一銭も稼がないのは、かねがね嫌に思ってた。
親はバイトより勉強と言う。どちらも出来ていなくて申し訳ありません。
だから落ちてもそれが私にとっては最良なのだろうと思う。
そろそろ責任(ちっぽけではあるが)というものを取る時なのかなと。

最後に悔いが残るのは、浪人までさせてくれて、そのうえ院進学を応援し、期待してくれていた親(特に親父は院卒なので切に希望していると思う。直接聞いたことは無いが。)に、学部入試と同じく、またもや答えてあげられなかった事だ。
本当に出来の悪い息子でごめんなさい。(見てるわけないからこそ書けます。)
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  1. 2006/08/25(金) 10:15:58|
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コメント

私を含め日本の若い人は、鶏肉を食べることには慣れていても、鶏を殺して鶏肉を食べることには慣れていないところがあります。どんな競争や戦いでも、戦場(特に、負けた人の行く末)を目の前にしてしまうと精神的にきつく感じられて、それらを否定したくなってしまいますよね。

大学で最大限ゆっくり勉強するための方法は、できるだけ留年してから院に進み、そこでもできるだけ留年することです。この方法なら他の人の倍くらい時間をとれて、ゆっくり勉強できます。でも「今年院試を受けたら絶対損しますよ」と私が言っても、禿げ男さんは院試を受けるでしょうね。なぜなら、他の人に負ける(負けたら死ぬかもしれない)という恐怖心が、禿げ男さんを競争に駆り立てるからです。


あなたがした勉強が誰の役にも立たなければ、誰もあなたに見向きもしないでしょうね。みんな「自分にはできない・自分はやりたくない」ことをしてくれる人にお金を払います。なので、自分がやりたいことでお金を稼ぎたいと思うと、物事は途端に難しくなってしまうものです。ちなみに、学部卒がクリエイティブな研究職に就くのは難しいですよ。誰かの命令でロボットみたいに動く技術職はあると思いますけど。禿げ男さんは就職活動はあまりされていなかったようですから、そのあたり、お気をつけて。
  1. 2006/08/26(土) 10:56:32 |
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  3. 名無し #MZtTaag2
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